昔から語り継がれる・・・財布と鞄はやっぱり印伝

印傳屋の甲州印伝


1000有余年の伝統に育まれた職人の技・・・心に沁みいる甲州印伝


京扇子と十三代続く印傳屋の甲州印傳のインターネットショップ「京扇子と印傳の専門店 コマキ」として19年がたちました。


印伝屋の甲州印伝、インターネット販売第一号店で、開店当時はヤフーやグーグルで検索をしても扇子も印傳も弊店

一軒のみと言う時代でした。


その間、多くのお客様に支えられ個性豊かな印傳を販売してまいりましたが、印伝はほんとうに不思議な工芸品です。

軽くて丈夫な鹿皮と、漆で模様を付けるという技法そのものが非常にユニークで、ときとともに色艶が出る漆が鹿皮と良く合って

います。

しかしながら、はじめて印伝を見たときは、地味で渋さだけが印象深くそれほど魅力的には映りませんでしたが、ときとともに

その味わい深さに引き込まれるようにしていつしか自分で販売までするようになりました。

手に持ったときのしなやかさ・・・使い込むにつれ手に馴染む肌触りや風合いなど・・すぐれた伝統工芸品の大きな特色です。

弊店が取り扱っています渋扇や、京都の代表的なきものなどの中にも同じような特色を持つ物があります。


印伝の中でも、際だってユニークな存在が燻べです。

400年前に日本を訪れたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスが我々は染料を使って皮を染めるが、日本人は煙だけを

用いて極めて巧みに染色すると言って驚いたとありますが、現代においてもほんとうに驚きです。


いつまでも触っていたいと思うほどの手触り・・・懐かしい想いのする藁をいぶした香り・・そうです!

この製品は香りがするのです!!

いつまでも触っていたい・・しなやかな手触りと風合いは絶品です。

色落ちがする・・汚れもつきやすい・・そんなことさえ風合いに変えてしまう、不思議な燻し・・の製品たち・・
 

                               ふすべ合才袋・交差縞の柄 


印傳全般に言えることですが、時を重ねるごとに風合いが増し、そして時とともに徐々に衰えていく様は、

日本の風土から生み出された まさに諸行無常とでもいえる はかなさを併せ持った伝統工芸品です。


また、若い頃にロールスロイスの創始者の一人、F. H. Royceの言葉で

正しくなされしもの、たとえささやかなりしもすべて気高し」を知り感銘を受けたことがありますが、

日本の工芸品と共通するものがあります。

印傳屋の甲州印傳を是非、お手元に置いて、お楽しみ下さいませ。


店主




 
京都に行く 高知で種田山頭火に会う 







 


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