煤竹(すすたけ)渋扇(しぶせん)一尺 黒色地
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本煤竹、渋扇一尺 黒色地  サイズ・約30cm・18間


100年から200年の時を経た、煤竹という最高の素材をつかい渋扇を極める・・・
そんな想いで渋扇一尺を制作いたしました。

当初から材料は本煤竹で作りたいと言う思いが強かったのですが、現在では茅葺きの家が極端に少なく、入手が困難であることや、最高の素材を十二分に生かせる熟練の職人が少ないため、思うように制作することが出来ずにいました。

幸いにも、数年前に良質の煤竹と、熟練の技術を持つ職人に巡り会うことが出来、本格的に制作することになりました。

永い間燻された煤竹を水に浸し、乾燥させ、丹念に磨き上げると、まさに煤の中から渋く味わい深い煤竹独特の風合いが生まれ出てまいります。

貴重な素材を十二分に生かしきるべく、一尺と言う大きなサイズで制作いたしました。

一尺の丈を確保して肉厚も最大限に分厚くとり、煤竹の性質を生かしたなめらかな形状の扇骨を作り上げることができました。

分厚い和紙に柿の渋を丹念に塗り重ねることによって出来た硬度の高い扇面を、煤竹の扇骨がしっかり受け止めてくれます。





しなやかな形の扇骨


光線の加減で扇骨、地紙の色合いが変化して見えます。



タイプA


【煤竹の色が濃いめに渋く燻されています】


タイプB


煤竹の色が薄く綺麗に燻されています】


数百年も煙に燻されて出来上がった煤竹は、色の「むら」や縄で縛った跡、窪み、キズなどが付いていますが、
それらを含めて味 わいと考えています。
 ご了承の上ご注文ください。


かなめは錫製です・アップ画像


丹念に磨き上げられた煤竹はなだらかな曲線を描いていて、深みのある光沢が出ています。

まんべんなく柿の渋を塗った、分厚く硬度の高い地紙をガッチリと受け止めるため、煤竹の扇骨が最大限に肉厚が分厚くなっています。
そのため、開け閉めなど全体の動作がガッシリした感じに仕上がっています。

100年もの永い間いぶし続けた竹・・・柿の渋を塗っただけの無地・・それを支える錫製のかなめ・・それらを組み合わせたシンプルな形状の一見なにげないものですが、それだけに仕事はむずかしく、ごまかしが利ききません。

しかしながら完成した渋扇は非常に味わい深いのもがあります。
永い時間を経て出来た煤竹と、無地であるゆえにこそ感じる・・・まさに小さな宇宙です。


本煤竹で制作しました渋扇は煤竹の特性上、一本づつ色合いが違い、同じ物はございません。
ご了承の上ご注文ください。

数百年も煙に燻されて出来上がった煤竹は、色の「むら」や縄で縛った跡、窪み、キズなどが付いていますが、それらを含めて味わいと考えています。
ご了承の上ご注文ください。


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本煤竹、渋扇・一尺 黒色地  桐箱付     
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